豊田市、岡崎市で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

今日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

 

昨年、修行を終えて故郷に戻った弟子がいます。

先日、凱旋報告で岡崎にやって来ました。

その時の話をさせて頂きました。

 

時折お伝えしているのですが、岡崎は全国的にも有名な石屋さんの修行の場。

各地の石屋さんの跡取りがやって来る町です。

矢田石材店も頻繁ではありませんが弟子をとっています。

昨年、修行を終えて愛媛の実家に戻った弟子がいます。

彼がこちらに来ていたという訳です。

 

実は、これから愛媛に展示場をつくる計画があり、西尾の展示場などを参考にしたいということでした。

それと、ボチボチ一年が過ぎたということで、修行の成果が出ているのかどうなのかも報告してくれました。

驚く結果が出ているということで、だいぶ業績を伸ばしている様子でした。

下世話な話で恐縮ですが売上が倍増(200%)になったとのことです。

今まで以上に多くのお客様にも受け入れてもらって、仕事が増えて忙しいということ。

大変喜んでいました。

 

ご両親もかなり満足しておられまして、

『戻ってから1、2年は様子見かなあ』

と、思っていたらしいのですが、初年度からバリバリ活躍してくれる。

改めて、矢田さんのところに修行に行かせてよかったと、感謝されました。

 

上手くいっている要因といたしましては、やっぱり本人の覚悟が1番です。

彼は、墓石屋の後継ぎとして生まれ、4代目になります。

しかし、元々墓石屋を継ぐ気がなく、大阪の大学に行って、その後、石屋さんではない、他の仕事に就きました。

そのころ石屋になる気は全くなかったと話していました。

 

ですが、程なくしておじいさんが亡くなられました。

その納骨式のとき、お墓の中にご遺骨を納めて、みんなでお墓にお参りしている状況で何やらこみあげてくる想いがあったそうです。

とにかくすごい感動をしたそうです。

それで、実家がこういう仕事をしているのに、自分は何をやっていたんだと、改めて墓石屋の素晴らしさに気づき、一念発起して墓石屋になりたいと、思うようになったそうです。

 

そんな経験を経て、矢田石材店に弟子入りしたいと希望してきた子です。

なので、やる気も違いました。

意識も高いし、何事も前向きに取り組み、吸収しようと頑張りました。

修行を終えて戻るころには、卒業制作として、手づくりの五輪塔を完成させました。

もちろん、石を加工する技術は、墓石屋にとっては基礎的な事なので、出来て当然、その上を目指さないといけません。

そんな心構え的な事も、色々と伝えました。

 

当然、ご両親はじめ、ご実家の跡を継いでいるので、本人だけの頑張りだけで達成できた成果ではないと思いますが、修行や、努力が報われ、仕事が増加しているのは嬉しいですね。

たいした師匠ではございませんが、弟子の活躍にホッとしています。

 

現代の墓石屋は、ただお墓をつくれば認められる時代ではありません。

お墓をつくる方が、何を大切にされ、どんなお墓であれば故人さまやご先祖様が喜び、お施主様が笑顔になって頂けるのかを、それこそ四六時中、真剣に考えないといけません。

墓石という、石を加工した形あるハードな側面と、故人さまの供養というソフトな側面。

両方交えてこれからの墓石屋の仕事です。

 

私たちも弟子の活躍に負けないよう、口ばっかりではなく、果敢な行動で、多くの方々の役に立って行かないといけませんね。

気が引き締まります。

 

そんな思いを秘めて、先輩・後輩職人たちは墓地へ出かけました。

昨日お伺い致しましたのは豊田市と岡崎市の墓地。

和型墓石の建立工事を行いました。

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コンクリートの基礎に下地をつくります。

石材との結合強度を高めます。

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墓石本体最下層の4つ石を設置。

4分割された石材を組み合わせて、ひとつの台座をつくります。

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組み終えた4つ石に補強金具を取り付けます。

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金具は上下2か所に取り付けられ、石のねじれを防ぎます。

そして内部には、石製納骨室が据えられています。

中心は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えられます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

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ここから上は、無垢の石材を積み上げていきます。

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石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

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いよいよメインの竿石の設置です。

要石の凸が竿石の凹に収まります。

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竿石を叩いて安定させます。

傾き、位置、バランスを微調整します。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了

次回、仕上げを行い完成の予定です。

楽しみですね。

 

続きましては基礎づくり。

墓所でのお墓工事の始まりです。

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まずは穴掘りです。

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掘り終えた溝に砕石を敷き詰め、叩いて締めます。

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墓所の構造に合わせ、鉄筋を組みます。

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振動機を使い、コンクリートを流しこみます。

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コテで表面を固めながら、水平に均します。

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工事終了です。

次回は外柵の設置、そして墓石本体へと続きます。

完成を楽しみにお待ち下さいね。

 

そして昨日お伺いしてのお打合せは名古屋市営の八事霊園。

同じく名古屋市の寺院さまなど。

西尾市でも、寺院さまとご自宅へ訪問してのおうちお合わせ。

午後からは岡崎本店にご来客様、

夕方から夜にかけて、名古屋市内某所で自衛隊関連の会合が行われ、矢田と名古屋店長の中山が参加。

 

さて、本日のお墓工事です。

お伺いする予定は岡崎市と名古屋市の墓地。

しかしながら、すでに雨が降り始めています。

恐らく工事は延期でしょうね。

 

ご来店の予約は午前中に西尾店、午後から名古屋店に頂いております。

西尾市では訪問してのお打合せも。

 

完成したお墓への開眼・納骨式が名古屋市営の八事霊園で営まれます。

何とかその時間帯だけでも、雨が上がって頂けないかと祈っています。

 

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、今日もお墓づくりに精進します

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
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西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
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名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/

名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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