おはようございます。
矢田石材店の矢田です。
まずはお知らせです。
8月の墓石見学会の日程です。
今回は、8月18日(土)から 26日(日)の9日間開催。
場所は弊社各展示場です。
・岡崎本店
・名古屋ショールーム
・西尾展示場
→ https://yatasekizai.com/news/post-8871/
開催時刻は、岡崎・名古屋は9:00 ~ 17:00。
※名古屋店 定休日 水・木曜日
西尾展示場は10:00 ~ 16:00です。
※西尾店 定休日 水・木曜日
ご予約なしでもご見学頂けますが、詳しいご案内が必要であったり、具体的なご相談がある方は、事前のご予約をお勧めいたします。
お待たせすることなく、ご案内させて頂きますね。
フリーダイヤル →0120-336-772
ぜひご利用ください。
お墓づくりのはじめの一歩、そしてお墓の悩み早期解決の特効薬としてご利用ください。
お役に立ちます!
そして昨日は火曜日でした。
CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。
→ https://www.yatasekizai.com/media/
リスナーさんからの質問に答える形で、コーナーが進行いたしました。
まずは質問の内容をご紹介します。
※50代の男性の方からのご質問です
お盆と言えば墓参りですが、私はカレンダー通りの勤務なので、お盆期間に墓参りには行けませんでした。
ということで、昨日(8/12)久し振りにお墓に行ってきました。
さて、私の住まいは大阪市、お墓の場所は大阪府枚方市。
枚方市と云えば、こないだ6/18(月)大阪市北部地震で最大震度6弱を観測したところです。
それはさておき、墓参りに行き、掃除をしていたら墓石(竿石)が少しズレているのに気が付きました。
原因をじっくり考えたところ、大阪府北部地震が原因ではないかと思われ、帰り際偶然霊園の方とすれ違い、その時ここの霊園では大阪府北部地震の影響はありましたか?と尋ねたところ、石灯籠が転倒したり、かなり多くの墓石(竿石)が大きく横にズレていたりしたそうです。
応急措置として、僧侶を含め霊園の方がズレた石を直して回って下さったそうですが、我が先祖代々のお墓については、少しズレた状態のままでの応急措置が終了となった模様です。
他の墓石も気になり、見て回ってきましたが、同じように少しズレた墓石(竿石)も少なくなかったです。
そこで矢田石材店さんのような業者にズレ直しをお願いすることがベターだと思われますが、自分でズレを直し、そのままにしておくと、かなり危険な状態でしょうか?
また、地震による墓石(竿石)のズレのお直しは、だいたいお幾らほどするのでしょうか。
参考までに教えていただければ嬉しく思います。
そのご返答として、矢田はこんなアドバイスを致しました。
大阪府北部地震の被害にあわれたということで、謹んでお見舞い申し上げます。
まずは、どうかご家族でこの困難を乗り越えられ、皆さまが一日でも早く平穏な生活に戻れますことを心よりお祈りさせて頂きます。
それで、ご相談のお墓の件ですが、墓石にずれた後があり、管理の方にお聞きしたところ、応急措置で直してくださった後、という話なのですね。
まずこの後、手をかけた方が良いか、そのままで良いかという判断につきましては、一度ずれている訳なので、接着はなされていません。
外れてしまって、台座石の上に、石が乗っかっているだけの状態です。
出来ましたら、石材用の接着剤で接着をして頂いた方が安全です。
さらに頑丈さをお求めになるのであれば、地震対策のゲル状緩衝材を挟んだり、竿石と台座石に、ホゾ組加工を施せば、竿石が落ちたり、ずれたりすることはなくなるはずです。
ただ、根本的な地震対策となりますと、基礎からしっかりつくり直すことが重要になります。
今回の大阪の地震で特徴的なのは、都市部の密集墓地で、大きな被害が出たということです。
過去の熊本地震などに比べ、ある特徴が顕著に現れました。
それは、被害のあった方のお墓へ向かおうにも、密集しているので、他の倒れたお墓がありすぎて、現場までたどり着けないという事例です。
大きな墓石が多い地域は、そもそも工事の時に重機などを使わないと施工できません。
なので、墓地内の道が広くつくってあります。
反対にお墓が小さな地域では、墓地の参道は人が一人歩けるかどうかの幅。
そういった墓地では、人力で石を運び、やぐらを組んで施工します。
どちらかといえば、私たちの住む愛知県も、小型のお墓が密集した墓地が多い地域。
特に寺院墓地などはその典型で、地震があった際には、同じような状況に陥ることが予想されます。
墓地の管理者の方は、早急に対策を講じて頂きたいと心から願います。
また、費用についてはお願いする石材店の意識ひとつでバラバラです。
私の知人は、災害なので、困ったときに人様からお金を取ることは出来ないということで、3000円~10000円ほどで応急措置を請け負ったそうです。
中には同じような仕事でも、数十万円を頂いていった石材店もあるそうです。
正しい、間違っているという話ではありませんので、自己責任でご依頼ください。
ちなみに、知り合いの善人石屋さんへの依頼件数は1000件を超えていて、人手が全く足らないと嘆いていました。
個人の石材店、家族経営の石材店では、こういった災害時に出来ることに限界があるという話でした。
自身も被災者という中で、一日に100を超える修理の依頼電話が鳴りやまなかったそうです。
しかも、この暑さ。
現場から帰ってきて、帳面をつけようにも、結果的に持ち主が分からないお墓も直してしまっている状況。
で、お客様からは
「まだうちのお墓やってくれないの?やれないなら他に頼む」
と、怒鳴られる始末と涙流していました。
順番に対応してはいるのですが、限界だと話していました。
こういった災害にあった墓地は、大手のゼネコンさんや土木会社の力で、一気に開発していかないと、何も進まずに途方に暮れると漏らしていました。
脅すわけではありませんが、私たちのお墓は、自分自身の力で守るしかないみたいです。
お一人お一人の意識も大切ですし、墓地の管理者さんや、お寺の住職さんは、ぜひ今一度このような事態の予防ということで、墓地全体の地震対策に取り組んでいただきたいと願います。
いつもお伝えしていますが、お墓も健康も、事前の予防はお金の無駄に思えるかもしれません。
ですが最終的にはイザというときに費用が掛からずに済む可能性が高くなります。
以上です。
何かの参考になれば幸いです。
さて、そんな地震などにも負けないお墓づくりを、矢田石材店のお墓職人たちは心がけています。
昨日は西尾市、江南市で墓石工事を行いました。
まずは基礎工事からのご紹介。
養生して次回の工事まで保護します。
続きましては和型墓石の建立工事。
中心は大地と直結。
砕石は綺麗な土に入れ替えられます。
表面は洗砂でほんのりお化粧。
大切な方のご遺骨を納める聖地。
ていねいにつくらせて頂きます。
ここから上はすべて無垢石です。
中心には脱落防止の【要石】。
4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。
バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。
一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。
要石の凸が竿石底面の凹に収まります。
傾き、位置、バランスを整えます。
次回は仕上げを行い完成の予定です。
楽しみにお待ち下さいね。
そして昨日は岡崎本店、西尾店、名古屋店にお客様。
お伺いは安城市へ。
皆さま、お時間を頂き誠にありがとうございました。
次回のご提案など楽しみにしていて下さいね。
さて、本日のお墓工事です。
お伺い致しますのは、岡崎市と豊川市の寺院さま墓地。
両方合わせて15基のお墓を片付け、新しいお墓の為の基礎工事を行います。
中々ハードな一日になりそうです。
故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します
感謝
お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を
『心が強くなるお墓参りのチカラ』
矢田が書いた本です。
詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』
お墓職人がつくる注文墓石専門店 矢田石材店
フリーダイヤル通話料無料 0120-336-772 (岡崎・西尾 共通)
岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話 0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/
西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話 0563-65-0773
ファックス 0563-65-0773
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nishio/
名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話 052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/
名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014
営業時間 月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場は自由見学なのでいつでも開いています。
私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」
お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com
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