西尾、豊橋で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

まずはお知らせです。


4月の【墓石見学会】ご案内です。

 

いつもと同じく、岡崎本店、名古屋ショールーム、西尾展示場、豊川稲荷前展示場の4店舗同時開催となります。

→ https://yatasekizai.com/news/post-8871/

 

開催期間は4/13(土)~4/21(日)の9日間です。

所在地と見学会開催時間は・・・・

本日は岡崎本店のみとなっておりますのでお気を付けください。

※西尾、豊川は無人展示場なので、自由にご覧いただけます。

〇岡崎本店
愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
10:00 ~ 16:00(休日なし)

〇名古屋ショールーム
愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
10:00 ~ 16:00(水・木曜日 休日)

〇西尾展示場
愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
10:00 ~ 16:00(水・木曜日 休日)

〇豊川稲荷前展示場
愛知県豊川市旭町15-1
10:00 ~ 16:00(水・木曜日 休日)

となります。

ご予約なしでもご見学頂けますが、詳しいご案内が必要であったり、具体的なご相談がある方は、事前のご予約をお勧めいたします。

 

お待たせすることなく、ご案内させて頂きますね。
フリーダイヤル →0120-336-772

 

ぜひご利用ください。

 


という事で、今日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。
https://yatasekizai.com/media-3/

 

リスナーさんからのご相談に応える形で、明治時代のお墓と現代のお墓の違いをお伝えいたしました。

 

事の発端であるお便りの内容は、

「明治時代につくられたお墓に隙間が出来てきました。
大丈夫でしょうか?
それと、石の寿命はどの程度なのでしょうか?」

というものです。

 

明治時代に建てられたお墓を守っていらっしゃるという事で、素敵ですね。

ただ、そのお墓に少し隙間が出来てきたという事。

実際のお墓を見たわけではありませんが、状況から推測すると、土台を支えている地盤に動きがあって、お墓を支えていた構造にズレが生じ、その結果、隙間が出来たみたいです。

なぜそのようになってしまうのかは、明治時代につくられたお墓と現代のお墓つくりが違うからです。

 

違いは大きく分けて3つございます。

石、構造、固定方法です。

 

まずは使われている石の違い。

明治時代のお墓ですと、硬い石材でつくられたお墓もございますが、柔らかい石でつくられたお墓がほとんどです。

当時は加工する道具が今ほど固くないですし、機械を使わずに職人が一つ一つ手づくりしていました。

硬い石だと作業効率も悪くなるので、柔らかい石を加工していたという事ですね。

今回の隙間が生じる原因とは違うかもしれませんが、そういった柔らかい石は雨風にさらされて表面が劣化し、ボロボロと角がなくななるべく手をかけないようにったり、文字が読めない状態になります。

 

現代の墓石はほぼすべてが硬い花崗岩、御影石を使用してつくられています。

なので、文字が読めなくなるほど劣化するには千単位の年月が必要だと思われます。

 

そして構造の違い。

昔のお墓は外見上、見えるところがしっかりしていれば、内部はきれいに加工してないものがほとんどです。

加工するのに時間がかかりますから、見えないところはなるべく手間をかけないように作られています。

なので、ほんのちょっと石のずれが生じると、大きな隙間が見えてしまう事がございます。

 

現代のお墓は幾度もの地震を経験した結果、お墓の内部構造は極めて頑丈なつくりになりました。

石材に凹凸をつくり、組み合わさる構造になっています。

石材自体もなるべく無垢の石材を使用して、台座の分割方法に関しても、空間をなるべく少なくする構造になっています。

 

そして固定方法です。

ここが一番変化の大きいポイントかもしれませんね。

明治や大正、昭和初期のお墓は、そのほとんどが石をただ積んであるだけです。

地面の下も、基礎のコンクリートなどはほとんど見られません。

石自体の重さで支える構造です。

石自体の重さを利用した固定方法は、大変優れた工法です。

有名なところではお城の石垣や、石の橋です。

大きな地震などで石垣など壊れてしまっていますが、本来石垣の構造とは、其々の石が、その重さでもってお互いを支え合って固定される構造で、ちょっとやそっとの衝撃では壊れたりはしないのです。

 

ただ、近年は想定外の地震であったり、災害が起こる頻度が高すぎる為、壊れる事もございました。

じゃあお墓はどうなのかといいますと、同じく石自体の重さでもって固定されています。

しかしながら、お城の石垣や石の端などと違い、重たいとはいえ、それらの石造物に比べてお墓は小さく軽いので、そこまでの効果は得られません。

しかも、斜めに石を組むことで得られるお互いが支え合う構造に関して、お墓の場合はただ上に積み上げるだけなので効果は得られません。

そんな事もあり、明治時代につくられたお墓であれば、そろそろ隙間が生じて傷みも出始めます。

 

現代のお墓の固定には接着剤や金具などが用いられ、石の重みだけで固定していたお墓の弱点を補っています。

逆に言えば、石の寿命は限りなく無限ですが、お墓の寿命と考えますと、金具や接着剤が傷み始めるころとなりますので、30年とか50年くらいになります。

しかしながら、それらの固定剤を取り替えれば、再び新品のような強度が得られます。

定期的なメンテナンスがお墓の寿命を延ばすことは、私たち人間の寿命と同じですね。

どうぞご参考ください。

 

さてここからは、昨日行われましたお墓工事のご紹介。

お伺い致しましたのは、西尾市の寺院墓地と豊橋市の地域墓地です。

基礎工事を行うため、まずは地面をはつります。

穴を掘り終えました。

砕石を敷き詰め、叩いて締めます。

墓所の構造に合わせて、鉄筋を組みます。

振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

コテで表面を水平に均します。

工事終了です。

併せて隣のお墓と土台の汚れ落としを行いました。

数日の養生を経て、次回は墓石建立工事です。

完成を楽しみにしていて下さいね。

 

続いては石積工事。

基礎の上に石材を並べて行きます。

きれいに並べ終えました。

石材の内側にコンクリートを流し込みます。

継ぎ目を埋めて工事終了。

次回は枠石の設置となります。

出来上がりが楽しみですね。

もう少しお待ち下さい。

 

そして昨日のご来店は、岡崎本店と名古屋ショールーム。

岡崎本店は特に午前・午後とにぎわいました。

 

お伺いしてのお打合せは豊橋市、豊川市、日進市へ。

皆さまお時間を頂き、誠にありがとうございました。

 

さて、本日のお墓づくりです。

お伺い致しますのは西尾市、碧南市、名古屋市、みよし市です。

お墓の建立、基礎工事、外柵設置工事を行います。

そして、ご来店予約は西尾展示場、岡崎本店に頂いております。

お伺いしてのお打合せは安城市へ。

 

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html

インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾・豊川 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/

 

西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話    0563-65-0773
ファックス 0563-65-0773
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nishio/

 

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/

名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

 

豊川稲荷前展示場 愛知県豊川市旭町15-1
電話    0533-95-9902
ご参考→https://yatasekizai.com/access/toyokawa/

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場・豊川稲荷前展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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