岡崎、豊田、刈谷で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

今日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

→ http://www.yatasekizai.com/media/

 

お墓にお骨を入れる納骨式での墓石の不具合と、その解消法についてお話させて頂きました。

といっても、最近つくられている新しいお墓ではありません。

以前つくられたお墓に、新しい仏さまを納骨しようとしたところ、不具合があり、納骨できなかったというお話です。

 

まず前提として、この辺りの風習の確認です。

ご家族のどなたかがお亡くなりになられた時、お骨を壺などから出して納めます。

お墓の中の納骨室にお骨を入れます。

代々のお墓がある方は、一般的には49日や35日の忌明けの時に、納骨式を行います。

 

先ほどお伝えしたように、新しいお墓の場合は、埋葬室がつくられているので問題ありません。

ですが古いお墓の場合、納骨室への入り口が見つからないというケースが時折ございます。

大きな石などの後ろに隠れていたり、通常は前側につくられている納骨口が、後ろの見えにくい場所につくられて、見つけにくかったという事がございます。

時には、台座石に納骨口が全くつくられていないというケースもございます。

当時の建立を想像いたしますと、地面に穴を掘って直接お骨を埋め、その上に墓石を建てたという感じです。

なので、新しいお骨を入れることが出来ないのです。

 

そんな時はどうするのかといえば、土台の石を再加工いたします。

一旦墓石を解体し、工場に石を持ち帰り、納骨できる穴をつくるのです。

穴を加工する場合も、とにかく穴だけ開ければいいのではなく、強度的に問題ない大きさでつくります。

新たに土台の石を増設するときもございますので、その際は上に乗る台の下面を平らに削って整えます。

 

穴を開けたままでは、お骨さんが見えたままになってしまいます。

隠せるように、何か別の石でふさぎます。

ふさぐ石は、元々あった香炉や水鉢が使えれば、それを修繕して使います。

もし、そういった石の部材が無い場合は新たにつくります。

ここまでが墓石本体の加工の話。

 

時には納骨する為の部屋が無かったり、コンクリートで埋められている場合もあります。

そんな時は新しく石製納骨室を地下につくったり、地上式の納骨室を増設します。

いずれにしても、皆さまにとってお骨は墓石本体より大切なもの。

状況に合わせて、ご納得頂ける祭り方をご提案しています。

 

「うちのお墓どうだったかな?」

と不安になってしまう方は、一度ご相談ください。

 

ちょうど、今週末の10月20日土曜日から、28日の日曜日までの9日間、各店舗で墓石見学会を開催いたします。

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どうぞご利用ください。

 

さてここからは、昨日行われましたお墓工事のご紹介。

お伺い致しましたのは、岡崎市、豊田市、刈谷市の墓地です。

まずは和型墓石の建立工事。

土台の石材を設置致します。

石材をコンクリートの基礎とつなぎます。

続いて墓石本体の最下層、4つ石を設置。

4つの石を組み合わせて、大きな台座をつくります。

組み終えた4つ石にステンレス製の補強金具を取り付けます。

ねじれの起こらないように上下2か所を固定。

中心に据えられた石製納骨室は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えられます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

続いて中台の設置。

ここから上はすべて無垢石です。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

スリン台を設置します。

蓮華を模した、宗教的意味のある台座になります。

いよいよメインの竿石の設置。

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

いつの間にか辺りは真っ暗に。

残すは仕上げ工事のみ。

完成までもう少しお待ち下さいね。

 

続きましては新しく始まるお墓工事です。

こちらの墓所で基礎工事を行いました。

まずは穴掘りです。

掘り終えた溝に砕石を敷き詰め、叩いて締めます。

墓所の構造に合わせ、鉄筋を組みます。

コンクリートを流し込み、水平に均して工事終了です。

シートを被せて養生し、次回の工事に備えます。

この次は外柵の設置、墓石本体へと続きます。

完成を楽しみにしていて下さいね。

 

続きましては寺院さま墓地での、一斉地震対策の様子となります。

このような建っているお墓に地震対策を施します。

お石を取り外し、きれいに再設置。

メインの竿石を戻して整えます。

石材と石材の間にゲルを挟み込みます。

五輪塔にも地震対策を実施。

石材と石材の間を接着剤で補強します。

何基もの墓石を一斉に補強します。

石を下ろす。

場を整える。

ゲルを挟み込む。

再設置。

延々とこの繰り返しです。

 

この仕事は今日も続きます。

 

そして工場ではベテラン組が石材加工。

図面を見ながらゴニョゴニョ打ち合わせをしています。

補強金具を取り付ける穴をあけています。

石材を削っています。

工場での石材加工、下準備が墓地での施工を支えます。

どちらも丁寧なお墓づくりには欠かせません。

 

そしてお伺いしてのお打合せは一宮市、みよし市、小牧市へ。

午後からは岡崎本店にお客さまがお越し下さいました。

お越し下さりまして、誠にありがとうございました。

次回の墓地のご計測など、楽しみにしていて下さい。

 

さて、本日のお墓工事です。

先ほどお伝えした通り、刈谷市の寺院さま墓地で、引き続き墓所全体の地震対策工事を行います。

その他は地元岡崎市。

新しく始まるお墓づくりの基礎工事と、墓石の外柵設置工事を行います。

そして岡崎本店にご来店予約を頂いてます。

 

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

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岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
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※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場・豊川稲荷前展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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