安城市で2件、お墓づくり開始

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

いかがでしたか?

昨日のラジオ放送。

→ CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】

お墓にまつわる、様々な言い伝えについてお話し致しました。

きっかけは節分。

会社では行いませんが、矢田家は毎年子どもたちと一緒に豆ま
きを行います。

もちろん、私がオ二の役。

以前は自分でオ二のお面をつくっていましたが、最近では工作
の得意な息子がお面をつくってく配給してくれます。

昨日も、夜7時半を過ぎたころ、息子から

「いつ帰ってくる?」

と、催促の電話。

豆まきがやりたくて仕方なかったみたいです。

家に帰りましたら、めずらしく息子が玄関で待っていて、その
隣には段ボールでつくられたお面が用意されていました。

みんなで奥さんのつくった手巻きずしを食べ、その後豆まき
大会。

和室を片づけ、締めきって豆をぶつけられました。

この平穏な暮らしもあと何年続けられるのか。

今、この瞬間を大切に生きて行きたいです。

さて、ラジオでお伝えした内容ですが、まずは節分に関して。

節分の日に、特別お墓屋さんが何かを行うという習慣はありま
せん。

ですが、【お墓はじめ】と言いましょうか、ご年配の方々は、
お正月を迎えてから、節分が終わるまでの間、お墓をいじらな
いですね。

昔からよく言われています。

私達のような比較的若い世代は、正月明けからビッシリ働いて
いますが、年を重ねた親方衆の中には、1月は働かないという方
もいます。

節分までお墓を手掛けない理由は定かではあれいません。

墓石屋さんが休みたい、もしくは民間信仰の一つと思われます。

翌日の今日が24節気の立春。

なので、区切りが良い事や、さすがにお正月からここまで休ん
だら、そろそろまじめに働こうということなのかもしれません。

その他、お墓に関して良くいわれている、民間信仰などについ
てご紹介したいと思います。

まずみなさんが良く知っている大安、仏滅などの六曜について。

元は中国から伝来したそうですが、大本の出展は分かりません。

暦に記載される歴注の一つで、その日ごとの吉凶を示します。

仏滅などと記載されているので、仏さまが入滅された日と思わ
れがちですが、仏教とは何も関係ありません。

かつては国が禁止したこともあるほどの占いごとです。

お墓づくりにおいては、大安が好まれる傾向があります。

昔ながらのお墓に関しては、墓地で建立し始めた日に、一気に
つくり上げるので、大安が選ばれることが多かったのですが、
現代のお墓は一日でつくることはほぼ不可能。

基礎工事で基礎のコンクリートをつくり、外柵や土台の石を設
置し、墓石本体をつくり、数日間の養生を経て、仕上げを行い
完成となります。

なので、すべての工程を大安にすることはできません。

今でも気になる方は、はじまりの日か、終わりの開眼・納骨日
を大安にと、こだわられます。

次にご紹介するのは土用。

土用の丑の日として、うなぎを食べることでも有名です。

実は春夏秋冬、各季節に土用の日があり、この期間は土公神
(どくじん)と呼ばれる土の神さまが自分の居場所をいじられ
るのを嫌がります。

なので、土いじりが好まれない時期になります。

お墓も基礎をつくるときは穴掘りを行います。

そもそも、石材の起こりは土の中。

なので、お墓づくりを敬遠する地域もあります。

しかしそれぞれの土用の日が18日間もあり、4をかけると72日。

一年の5分の1が仕事出来ません。

さすがにそれでは困るということで、土用の間日(まび)とい
うもが開発され、その日は土の神さまが地上を離れるので、仕
事をしても良いとされています。

そして、九星気学。

方位学とも呼ばれています。

生年月日を基に、東西南北、その間の西南、西北、東南、東北
そして中央の9つに分類。

9つの星を導き出します。

この占いは、方位の吉凶なので、お住まいの場所から見て、墓
地のある場所の方位について、良い、悪いと判断をします。

その方位が吉の日に仕事を始めるということが一般的です。

このように、様々な吉凶を占うものがあり、すべてを気にして
いると、お墓をつくれる日は無くなってしまいます。

地域の風習、慣例などともつながっていることもあり、あまり
無碍にすることはできません。

が、私たちお墓をつくる者からすると、天気の良い日が一番の
お墓日和です。

あまり気にしない方が、しあわせにお墓をつくれます。

ということで、昨日も寒さはありましたが、太陽を拝んで最高
の墓日和でしたね。

安城市で2件、新しくお墓工事が開始されました。

まずは穴掘りからです。
まずは穴掘りからです。

掘り終えた穴を叩き、地盤を固めます。
掘り終えた穴を叩き、地盤を固めます。

納骨室部分を確保し、鉄筋を周囲に組みます。
納骨室部分を確保し、鉄筋を周囲に組みます。

鉄筋を組み終えました。
鉄筋を組み終えました。

振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。
振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。

振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。
振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。

基礎工事の終了です。
基礎工事の終了です。

保護シートを被せ、数日間養生致します。
保護シートを被せ、数日間養生致します。

続きまして、こちらも安城内の墓地でお墓工事開始。

こちらもまずは穴掘り。
こちらもまずは穴掘り。

砕石を敷きつめ、土と混ぜて地盤を少し改良します。
砕石を敷きつめ、土と混ぜて地盤を少し改良します。

機械を使い、地盤を叩いて固めます。
機械を使い、地盤を叩いて固めます。

頑丈な地盤が出来上がりました。
頑丈な地盤が出来上がりました。

墓所の広さに合わせ、鉄筋を組みます。
墓所の広さに合わせ、鉄筋を組みます。

振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。
振動機を使いながら、隅々までコンクリートを流し込みます。

水平に均します。
水平に均します。

工事終了です。
工事終了です。

2か所とも、次回は外柵の設置工事。

そして墓石本体へと続きます。

素敵なお墓が着々と加工されています。

関西が楽しみですね。

さて、本日のお墓工事は刈谷市と豊橋市で行います。

刈谷市では寺院さまの墓地に置いて、お墓の再建。

豊橋市は新しくお墓工事の開始です。

そして今日は午前中にご予約のお客さま。

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では立春。

元気を出して、今日もお墓づくりに精進します。

感謝


過去のブログ(~2015年1月20日)はこちら

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お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を。

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

心が強くなるお墓参りのチカラ
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→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html

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「お施主様が自慢したくなるような【誇りあるお墓】を
お施主様と一緒につくる」

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