安城で和型墓石建立工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。
https://yatasekizai.com/media-3/

 

新元号「令和」を絡めて、和暦や建立日の彫刻についてお話させて頂きました。

 

前回の放送で、新元号「令和」について、墓石屋さんとしてはありがたい文字であるとお伝えいたしました。

もちろん、元号をお考えになるときに、分かり易く、書きやすい文字であることを配慮してつくって下さっていますから、文字を彫刻する時にも、彫り易い文字になります。

 

じゃあ、逆に彫り難い文字はどんなものかといえば、画数が多かったり、表現が細かい文字になります。

例えばお名前で使われる文字ですと「藤」とか「鶴」とか、観音様の「観」ですね。

ありがたいお名前は「一」さんや「一二三」さんです。

 

とはいえ、近代の文字彫刻は私の祖父たちがノミで彫っていた時代と違い、サンドブラストを使います。

昔ほど大変ではありません。

 

見本で詳しくご説明します。

黒い石をベースに、彫刻の流れを再現致しました。

まず、石にゴムのシートを貼ります(一番右)。

 

次に刻む文字部分のゴムを剥がします。(右から2番目)

 

その上から細かく硬い砂を空気と一緒に石へ当てます。

ゴムが剥がしてある部分だけ石が削れますので、結果的に文字のデザインになるという訳です。(右から3番目)

 

最後にゴムを剥がせば、きれいな「令和元年」の出来上がりとなります。(一番左)

 

このように刻みますので、文字が細かいと、ゴムを剥がすのも大変ですし、ノミで刻むよりサンドブラストの方が簡単とはいえ、綺麗に彫ることが難しくなります。

 

時折、西暦と和暦、お墓はどちらなのかというご相談を頂きます。

 

日本の伝統的な仏教式のお墓は和暦です。

日本以外の国籍の方々や、キリスト教の方は西暦で刻まれることが多いです。

個人的な意見ですが、お墓には和暦が似合います。

 

今は平成最後のお墓の建立が続いていますが、来月からは令和元年建立のお墓となります。

つくる私どももそうですが、お施主さま達のお墓熱も何だか高まっている気が致します。

その時代に居合わせた事を何やら誇りに感じますね。

 

古いお墓をキレイにしたり、直したりするときに、「天保」とか「嘉永」などの文字を見つけると、

「江戸時代から続くお家柄ですね」

などと、家の歴史を感じます。

 

西暦の方が管理するときは分かり易いと思いますが、日本のお墓は他の国にはない、独自の文化、思想を持っています。

元号が刻まれた建立日の方が趣深く、日本のお墓には似合っています。

 

これから「平成」を刻むことはあまりなくなってくるのかと思うと寂しい気持ちになりますが、「令和元年」と刻まれた墓石は気分が高揚します。

 

墓石屋は代を跨いでの仕事です。

恐らく、次の世代へと、

「令和のときはなあ・・・」

というような話が受け継がれていくことと思います。

どうぞご参考ください。

 

そして今週末から始まります「墓石見学会」の告知を少々。

 

いつもと同じく、岡崎本店、名古屋ショールーム、西尾展示場、豊川稲荷前展示場の4店舗同時開催となります。

→ https://yatasekizai.com/news/post-8871/

 

開催期間は4/13(土)~4/21(日)の9日間。

所在地と見学会開催時間は・・・・

 

〇岡崎本店
愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
9:00 ~ 16:00(休日なし)

〇名古屋ショールーム
愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
9:00 ~ 17:00(水・木曜日 休日)

〇西尾展示場
愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
10:00 ~ 16:00(水・木曜日 休日)

〇豊川稲荷前展示場
愛知県豊川市旭町15-1
10:00 ~ 16:00(水・木曜日 休日)

となります。

 

ご予約なしでもご見学頂けますが、詳しいご案内が必要であったり、具体的なご相談がある方は、事前のご予約をお勧めいたします。

お待たせすることなく、ご案内させて頂きますね。
フリーダイヤル →0120-336-772

 

ぜひご利用ください。

※今回から開催時間、休日などが変更となっておりますのでお気を付けください。

 

さて宣伝はこのくらいにして、ここからは昨日行われましたお墓工事風景のご紹介。

安城市の地域墓地で和型墓石の建立工事を行いました。

まずは外柵となる石材の設置。

順番に据え付けます。

据え付けた石材に補強金具を取り付けます。

基礎のコンクリートとも繋ぎ、地震などの災害に備えます。

納骨室の中心は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えられます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

重たい石材は吊り下げて運びます。

大きな天板を設置。

墓石本体を据え付けます。

まずは最下層の4つ石から。

4つ石にも金具を取り付けます。

続いて台座石を乗せて行きます。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

メインの竿石を設置。

最後に、石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

次回は仕上げ工事を行い完成の予定。

もう少しお待ち下さいね。

 

そして昨日は名古屋市内で打ち合わせが続きました。

その合間を縫って、熱田神宮で参拝。

いろいろと秘密の作戦が始まっています。

ご期待下さい!

 

名古屋ショールームにはご予約のお客様がご来店。

次回のお打ち合わせなども、どうぞ宜しくお願い致します。

 

さて、本日のお墓づくり予定です。

と行きたいところですが、あいにくの雨模様。

墓地に伺ってのお墓工事は延期でしょうね。

 

午前中は岡崎本店にご来客様。

午後からは東海市に伺ってお打合せを行います。

 

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html

インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾・豊川 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/

 

西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話    0563-65-0773
ファックス 0563-65-0773
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nishio/

 

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/

名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

 

豊川稲荷前展示場 愛知県豊川市旭町15-1
電話    0533-95-9902
ご参考→https://yatasekizai.com/access/toyokawa/

 

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場・豊川稲荷前展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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