名古屋、常滑で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

 

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ http://www.yatasekizai.com/media/

 

実は昨日10月9日はトラックの日。

10月の10が「とお」、9日で「く」、あわせてトラックの日だそうです。

それにちなんで墓石屋さんのトラックについてのお話を致しました。

 

通常トラックといえば、主に貨物の運送に用いられる、荷台を備えた自動車のことをいいます。

墓石屋のトラックの貨物は墓石の材料である石材。

そして墓石を据え付ける職人が移動するために使用されます。

ただ、墓石屋さんのトラックはそれだけではありません。

積んだ石材の移動と共に、その石材を墓地に据え付けるという重要な役割がございます。

トラックの運転席と荷台の間にクレーンの付いた車を見たことはないでしょうか?

墓石屋さんのトラックはほぼあれです。

 

工場で加工された石材を荷台に積んで、墓地に運びます。

広い場所であったり、お墓を設置する墓所がトラックから近い時は、備え付けられたクレーンで石材を設置致します。

当然ですが、クレーンの届かないところは台車に乗せて石を運び、設置致します。

ただ、直接設置できるか、台車などで運搬してから設置するのかでは、職人たちの疲労具合がかなり変わります。

なので、クレーンが何段伸びるかも、かなり重要です。

 

ただ、トラックが大きくなりすぎると、墓地へたどり着く事が出来なくなります。

これは不便です。

大きければ良いという訳でもないのです。

 

そして墓石屋のトラックは石材だけではなく、据え付けるための骨材や道具も運びます。

その為、たくさん載せられるように荷台はロングボディ。

幅は標準サイズ。

そしてクレーンの伸びる段数が多いという、非常にレアな形状をしています。

 

墓地の中でも、許可が下りればなるべく設置場所に近づきたい。

なので幅をワイドサイズにはできないのです。

その証拠に、以前トラックをぶつけられて壊れた時に、代車という事で、保険屋さんが同じようなトラックを探しました。

しかし中古車はほとんど出回っていませんでした。

もし見つかったとしても、かなり使い込まれていて、とてもじゃないけど代わりにはならないという車ばかりでした。

意外と、特殊な車なのです。

 

このようなトラックは、現代の墓石屋にはなくてはならない装備品。

ただ、便利アイテムに頼りすぎると、お墓職人としての技術力が落ちていくような気もします。

祖父の時代には、石を運ぶために丸太を石の下に引いて、何人もの人の力で運んだそうです。

石材を吊り上げるため丸太でやぐらを組み、てこの原理を応用して石を動かしていました。

今では考えられません。

 

最近のトラックには専用のコントローラーがあり、手元のスイッチを押すだけで石を運べます。

楽になったと思いますが、その分、もし今の若い子たちがそういった道具なしでお墓をつくるとなったら、果たして出来るのかと心配にもなります。

なので、弊社では最新の機材を使った施工を行いながらも、定期的に道具に頼らない工法などの研修を行います。

応用の利く職人になれるよう訓練しています。

 

でも、一度便利な道具使ってしまうと元には戻れないんですよね。

私達とトラックは切っても切れない縁なのです。

墓石屋のトラックは石材を運ぶだけではなく、石材の設置にも活躍する働く車ということをお伝えいたしました。

 

さて、ここからはトラックと一蓮托生のお墓職人たちの仕事ぶり。

お伺い致しましたのは名古屋市営の八事霊園。

和型墓石の建立工事を行いました。

石材を設置するコンクリートに下地をつくります。

台座の石を設置します。

石製納骨室の中心は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えられます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

慎重に竿石底面の凹に要石を納めます。

メインの竿石を設置します。

周辺の土に草の生えない施しを行います。

工事終了です。

次回、仕上げを行い完成の予定。

もう少しお待ち下さいね。

 

続きましては常滑市の地域墓地。

こちらでも和型墓石の建立工事を行いました。

コンクリートの基礎に下地をつくります。

墓石最下層となる4つ石を設置。

組み終えた4つ石に補強金具を取り付けます。

ねじれの起こらないように、上下2か所を固定します。

深層につくられた石製納骨室の中心は大地と直結。

砕石は綺麗な土に入れ替えます。

表面は洗砂でほんのりお化粧。

大切な方のご遺骨を納める聖地。

ていねいにつくらせて頂きます。

続いて中台を設置します。

石材が上下に重なる部位には地震対策を施します。

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

メインの竿石を設置して、位置、傾き、バランスを整えます。

石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

残すは仕上げ工事。

もう少しだけ完成をお待ち下さいね。

 

続きましては工場での石材加工。

お墓の前に据え付ける拝石をつくります。

加工し終えた石材を梱包します。

工場では粛々と石材の出荷準備が進められています。

 

お伺いしてのお打合せ・墓地のご計測は、名古屋市営のみどりが丘公園墓地と八事霊園。

ご来店は岡崎本店と豊川稲荷前展示場。

お越し下さいまして、誠にありがとうございました。

次回もお待ちしています。

 

さて本日のお墓工事予定です。

お伺い致しますのは西尾市と岡崎市の墓地。

洋型墓石の建立と、墓石の外柵設置工事を行います。

 

お伺いしてのお打合せは豊田市と幸田町。

午後からは岡崎本店にご来店予約を頂いてます。

 

今日もにぎやかな一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

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お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772 (岡崎・西尾・豊川 共通)

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
ファックス 0564-73-2058
ご参考→https://yatasekizai.com/access/showroom/

 

西尾展示場 愛知県西尾市徳次町明大寺22-1
電話    0563-65-0773
ファックス 0563-65-0773
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nishio/

 

名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647
ご参考→https://yatasekizai.com/access/nagoya/

名古屋店フリーダイヤル 0120-928-014

 

豊川稲荷前展示場 愛知県豊川市旭町15-1
電話    0533-95-9902

 

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。
※西尾展示場・豊川稲荷前展示場は自由見学なのでいつでも開いています。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

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