わかりにくい墓石価格を徹底的に説明します

矢田石材店には、毎日数多くのお墓に関してのご相談がメール、電話で寄せられます。

その中でも最も多いご相談内容が、【お墓ってどのくらいするの?】という、価格に関してのご相談がいちばん多いです。

このご質問がもっとも多い背景といたしましては、墓石価格が世間一般に不明確であるという前提があります。

また、石材店を数軒見て回られたり、チラシなどを集めて勉強していらっしゃる方であればお分かりになると思いますが、各石材店ごとに石材の名称や仕様が違うため、価格の基準が設定しづらいのです。

なぜ不明確であるかという一番の点は、お墓を建てる場所が、人それぞれ違う墓地だからです。

山奥の地域墓地の写真
山奥の地域墓地

階段の多い寺院墓地の写真
階段の多い寺院墓地

広大な市営墓地の写真
広大な市営墓地

例えば、全く同じお墓を建てる場合でも、山奥にある墓地にお墓を建てることになり、人が一人通れるかどうかのけもの道しかないような墓地ですと、墓地まで石材を搬入する道をつくることから始まります。

また、きれいに区画整理された墓地などでは、トラックを横付けし、クレーンで作業を行うこともできます。

この2つのお墓工事を比べても、同じ外見のお墓ですが、同じ金額で出来上がるとは少し考えにくいでしょう。

また、以下のような問題もあります。

例えば、Aさんの墓地では、一尺角の大きなお墓ばかりが立ち並んでいて、愛知県内で主流の、8寸角墓石は相当小さく見えてしまいますので、やはり近隣の方と同じように、尺角の大きな墓石を建てる方が、見栄えが良いでしょう。

一方、Bさんの墓地では、お墓の形状、大きさは8寸角の墓石でしたが、どなたも石垣を組んで外柵をつくっていました。

そんな墓地で、ひとりだけ外柵を低くすることは、あまりなさらない方が好ましいです。

墓地には墓地ごとに調和というものがありますので、そこを大切にしてお墓づくりを行っています。

このようにお墓づくりは画一的ではなく、その墓地ごとの特徴を踏まえてのお墓づくりが非常に大切になります。

ホームページやチラシ、パンフレットなどの紙媒体や、お店で見た墓石だけでお墓購入を決めてしまうと、後あと墓地で不都合が起きてしまう可能性があるのです。

このような後々の後悔がないように、お墓ごと、墓地ごと、お施主様ごとにご意見やご希望を聞き取り、墓地での計測、周辺のお墓の状況や傾向を見させていただいた後に、御見積りを作成し、御提案しております。

墓地の下見の様子の写真
墓地の下見はお墓づくりではとても重要な項目です。

なので、価格が不透明に思われてしまいがちですが、実はこのような背景がありますので、家電製品などのような価格提示が出来ないのです。

かといって、だから不透明なのですでは、何を頼ってよいのか分からなくなってしまいます。

そこで、あくまでもお墓購入の基準として頂くために、この問題を解決する2つの方法をご提案いたします。

まず、1つめ【石材ごとに、同じ仕様、大きさ、形のもので、価格がどのように変化するか、基準をつくる】。

墓石の展示の写真
外見がまったく同じでも価格が違うのが墓石の悩みどころ。

そして、2つめ【墓石価格に含まれる項目を細分化し、いったい何にいくらかかるのかを把握する】。

以上の2点を御理解いただければ、不明確な墓石価格についてある程度、知識をつけていただけるはずです。

ではまず1つめの【石材ごとに、同じ仕様、大きさ、形のもので、価格がどのように変化するか、基準をつくる】についてご説明いたしましょう。

矢田石材店では、基準となる石材価格を設定するために、愛知県をはじめとする東海地域で最も多く建てられています、【8寸角名古屋型】を建立したとして、いくら必要なのか?を基準に公開しています。

もちろん、お墓の大きさ、仕様が変われば価格は変わります。

しかし、そもそもどの石材がいくらで、他の石材と比べて高いのか、安いのかも分からない状態では、比較のしようがありません。

なので、まったく同じものをつくったとして、いくらほどの価格差があるのかを比較することが大切です。

では基準となるお墓の設定内容ですが、8寸角墓石名古屋型を建てたといたします。

8寸角名古屋型DX墓石の写真
最も標準的な墓石
―8寸角名古屋型DX

含まれる項目としては、

石材費 お墓の材料となる“石”です。山から切り出してきた原石を、切削、研磨して、墓地で組み立てる前の状態まで加工したものです。
基礎工事費 お墓工事する前に、墓地全体の基礎をつくります。基礎工事費には、工事する人工賃と、採石・セメント・川砂・砂利・鉄筋などの基礎の材料となる骨材、そして掘り起こした残土の処分費用が含まれます。
墓石工事費 墓地で、実際に加工された石材を組み立てる作業を行う費用です。墓石建立時に使用いたします、耐震用接着剤や補強金具、防水シール材なども含まれます。
文字彫刻費 墓石のカタチに加工された石材に、文字を彫刻する費用です。
一般的な墓石の場合
正面の文字(○○家之墓や、先祖代々、南無阿弥陀仏などのことば)、建て年号(建てた日付)、建之者(建てた方のお名前)、家紋、花立のお花(蓮が一般的)、そして戒名(法名)をおひとり分刻むとした費用です。
耐震加工費 当社独自の、墓石を地震対策加工するための費用です。具体的には、四つ石のはめ込み加工。棹石→上台→中台の間にはいります、ホゾ穴と支え石の加工。補強用のステンレス製L型金具やボルトを取り付けるための穴の加工などです。防水防汚の特殊加工も、この項目に含まれます。
免震ゲル 地震対策用の、特殊なゲル状の重量物用緩衝材です。
ステンレス製金具(花立・線香立) お花を挿すための金具と、線香、ローソクを立てるための金具です。

以上を基準として価格を設定しています。

この価格で墓地にお墓として完成し、あすからお参り出来る状態にまでなります。

この他、最低限必要な項目は交通費です。

交通費参考 愛知県内 必要ありません。
愛知以外の東海地域   30,000円〜
関東地域  100,000円〜
関西地域   80,000円〜
さらに遠方の方は都度御見積りとなります

車に乗り込み出かけるスタッフの写真
お声がけいただければどこへでも行きます。
今まで西は兵庫県、東は千葉県が最遠です)

以上の項目を含むお墓価格は、○○石でお墓をつくった際には、○○石でお墓をつくるときよりも、○○円高くなる、などのように価格判断の基準になりますので是非ご参考にしてください。

では、ここからは2項目目、墓石価格に含まれる事柄の細分化についてです。

なぜお墓の価格が不透明なのか、の2番目の要因ですが、いったい何にいくらかっているのかが、まったく分からないからです。

石材店ごとに価格の表示方法が違うことが、一般消費者の誤解を招いたり、不透明な業界とみられてしまうのです。

例えば、
【墓石一式・・・○○万円】や【墓石○○万円 工事費 文字彫りサービス】などの不明確かつ、不誠実な価格表示が、何も知らない消費者を混乱に陥れるのです。

具体的に何が良くないかまでは申し上げませんが、当社のホームページをご覧になっている方であれば、このような価格表示が、いかにあいまいで信頼性に欠けるか、感じ取っていただけると思います。

お墓を建てるには、どんな材料が必要で、どのくらいの日数がかかり、何人の人が動かなければいけないのか、正しくお伝えすることが出来れば、お墓の価格の不透明さ、いったいなぜこんなにも高額なのか、も、御理解いただけるはずです。

では、何に一体どのくらいの金額がかかるのか?実際に見てゆきましょう。

まずはお墓をつくる際に必要となる項目です。

墓石 石材費 使用する石材で大きく価格が変動いたします。
特に国内の石、国外の石を使う場合で加工精度なども変化いたしますが、平均的に外国の石材は20万円〜40万円、国内の石材は幅が大きく申し訳ありませんが、50万円〜150万円の間です。
文字彫刻費 8寸角墓石に文字を一通り彫刻をして、5万円です。
基礎工事費 1m2の土地に30センチほどの根掘りをし、地盤を安定させた後に鉄筋コンクリート打を行い、6万円です。
墓石工事費 8寸角墓石を設置したとして、工事期間が10日間ほど、工事日数が3日として9万円です。
耐震加工費 8寸角墓石に、地震対策の加工を行いまして3万円です。
免震ゲル 1か所4ピースのゲル状の緩衝材を使用して1.5万円×2か所です。
ステンレス製
金具
花立、ローソク立などの小物類に取り付ける金具で、1.5万円です。

以上がお墓本体に必要な項目です。

完成したお墓の写真
この金額で、お墓が完成するという総額が大切

その他に必要な項目として、

外柵 石材費 墓石本体と同じく、使用する石材で大きく価格が変動いたします。また、外柵は形状も複数あり、墓地の大きさに合わせて設計、加工致します。
m2数に合わせて平均の価格を掲載いたします。
2m2→15万円 3m2→25万円 4m2→35万円ほどです。
外柵工事費 外柵を設置するための費用です。こちらもm2数に合わせて の平均単価を掲載いたします。
2m2→10万円 3m2→14万円 4m2→16万円ほどです。
基礎工事費 外柵のm2数に合わせて基礎を打ちます。最終的に墓石本体の基礎と結合するように、立体的な基礎になります。
2m2→7万円 3m2→8万円 4m2→9万円ですが、墓石本体の基礎工事も含みますので外柵の基礎工事を行う際には、墓石本体の基礎工事費は必要ありません。
撒き砂利 m2数に合わせて価格が変動いたします。
また、那智石、五色石など石の種類によっても変動します。
参考価格 那智石1m21万円
墓誌 石材費 お墓本体に戒名などを彫らずに、墓誌と呼ばれる石板に文字を刻みます。外柵を設置できる広い墓地の方はおおむねこの墓誌を設置しております。
外国の石材2万円〜7万円 国内の石材8万円〜25万円
文字彫刻費 墓誌という題字と戒名をおひとり彫刻して4万円です。

お墓全体の写真
お墓本体以外にも、外柵、墓誌も必要ですか・・・

以上が基本的なお墓に含まれる部材です、その他の付属品といたしましては・・・

塔婆立 石製、ステンレス製があり、1万円〜3万円ほど。
物置台 青緑の自然石のものが多く、大きさによって価格が変わりますが、3万円〜5万円です。
お地蔵様 作家物は比較的高額です。2万円〜15万円。
墓前灯篭 中国産の立ち灯篭で、一対5万円ほど。角置灯篭で一対3万円ほどです。

お地蔵さまの写真
お墓は心が優しくなるところ

墓前灯篭の写真
墓前灯篭があるお墓は趣深く・・・

お地蔵さまの写真
こんなかわいいお地蔵さまもいます

自然石の物置台の写真
自然石の物置台は墓地を引き締めます

これらを始め付属品は多数ありますので、地域ごとの祭り方に応じてご提案させていただきますので、御相談下さい。

その他に必要となる項目は、先ほどと同じく交通費です。

これらはあくまでも一般的な例なので、本来はお施主様ごと、墓地ごとに合わせたご提案になります。

以上の項目をお墓づくりの参考にして頂き、いざお墓づくりの際には、墓地の計測を含めた面談のお申込みをお勧めいたします。

お墓づくりは一律なものはひとつもなく、あなたに合わせたご提案が必ず必要となるのです。

コチラからメールでご相談できます