岡崎市と武豊町で墓石工事

おはようございます。

矢田石材店の矢田です。

昨日は火曜日でした。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。

→ https://www.yatasekizai.com/media/

お墓に刻む文字についてお話いたしました。

お墓のお打合せの時、石の種類やデザインなど、お施主さまにお決めいただくことは色々あります。

意外と皆様夢中になるのがお墓の正面文字について。

迷ってしまい、よくご相談も頂きます。

なので、ここでも改めてお伝えいたします。

一般的にお墓の書面文字は、【○○家の墓】と書かれることが多いです。

わたくし矢田であれば【矢田家の墓】

鈴木さんであれば、【鈴木家の墓】が一般的です。

これは、現代のお墓が家墓と呼ばれ、一家、家族のみんなが入り、祭られるお墓になっていますから、このような表記になります。

元々お墓は一家に一つではなく、一人に一つの時代がありました。

その当時のお墓の正面には、お墓で祭られる方の戒名が刻まれています。

それが、次第に夫婦墓となり、夫婦2名の戒名が刻まれるようになりました。

そして、先ほどお伝えしたように、家族みんなが入るお墓なので、【○○家】という表記に代わってきたという歴史があります。

その他にはご先祖さまがたくさんいらっしゃるお家柄の方であれば、【○○家先祖代々】ですとか、【○○家先祖代々の墓】というような書き方になります。

また、宗派によって、【南無阿弥陀仏】や【南無釈迦牟尼仏】などの名号や本尊を刻むことがあります。

【南無妙法蓮華経】のお題目を刻む場合もあります。

お寺の境内にある墓地にお墓をつくる時は、お坊さまからのご指示で、こういった文字を刻むことが決めらている場合もあります。

事前に確認するなどして、お気を付け下さい。

最近多い、好きな文字を刻むのは、横型のお墓やデザイン墓石と呼ばれる、いわゆる和型じゃない方のお墓によく見られます。

市営墓地などでは、基本的に厳しいきまりは有りません。

なので、どんな文字を刻んでも自由となっています。

お墓をつくる方々が、祭られる方へ向けてのメッセージとして、文字を選ぶときもあります。

【ありがとう】ですとか、【感謝】などの文言です。

中には、一文字、その家族を象徴する文字を選ばれる時もあります。

【愛】【絆】【和】といった言葉が多いように感じられます。

その他には、残された家族に対してのメッセージとして、『こういう家族であってほしい』という希望を刻む方もいます。

【みんな仲良く】とか、【来てくれてありがとう】などの文字です。

このように、最近のお墓はデザインが自由になってきたと同時に、刻む文字も自由になってきました。

亡くなった方を、仏さまとしてまつることが始まりですが、何かしらのメッセージ性をもたらすことに重きを置く方が多くなってきたとも言えますね。

ちなみに書体に関しては、ほぼほぼ楷書体。

時々行書体です。

他には草書体、隷書体などの書体でつくられることがあります。

これらは稀です。

読みやすさから9割以上のお墓が楷書体で刻まれています。

中にはご自身で書いた文字や、お気に入りの書家先生に書いてもらった文字を刻む方もいます。

このように形式は様々です。

亡くなった方や家族のことを考えて、どうしたら一番良い供養になるのかなと、話し合ったり、どんな文字を刻んだら喜んでくれるのかなと、想像することがていねいにお墓をつくる事に繋がります。

お墓は石ですし、自分が死んだ後も必ずそこにあり続ける存在です。

なので、いずれ自分たちもそこに入ると考えて、【何かを残す】という役割が強く出ているのかもしれません。

文字選びにはしきたりやコツもありますので、困ったときには遠慮なくご相談ください。

という事で、そんな文字のことも、ご相談頂きながら進めるお墓づくり。

昨日は武豊町で和型墓石の建立工事を行いました。

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まずはお施主さまの手によりご換骨。

ご遺骨をお墓へ戻します。

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お施主さま達が見守る中、粛々と工事は進みます。

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土台となる石材の天板を設置します。

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いよいよ墓石本体の据え付けです。

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石材が置かれるたびに、位置・傾き・バランスを微調整します。

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石材が上下に重なる部位には地震対策を施します

中心には脱落防止の【要石】。

4隅にはゲル状の衝撃吸収材【安震はかもり】を配置。

バック材で四周を囲い、接着剤の結合強度を均一に高めます。

一つだけではなく、色々な施工方法を織り交ぜてお墓を守ります。

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メインの竿石の設置です。

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竿石底面の凹に、要石の凸が収まります。

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しっかり叩き込んで微調整します。

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再建墓石もしっかり据え付けます。

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石材と石材の継ぎ目をシーリングして工事終了です。

残すは仕上げ工事。

完成を楽しみにお待ちくださいね。

続きましては地元岡崎の寺院さま墓地。

こちらは新しく始まるお墓工事。

既設の五輪塔の解体・移動と基礎工事です。

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こちらの五輪塔を解体いたします。

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上から順番に石材を取り外します。

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土台を残すのみとなりました。

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お施主さま達と一緒にご骨上げ。

想いを汲み上げます。

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ここからは再び職人たちの出番。

基礎工事のための穴掘りです。

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綺麗に掘り終えました。

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砕石を敷き詰め、叩いて締めます。

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墓所の構造に合わせて鉄筋を組みます。

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排水や納骨室位置を確保して組み終えました。

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振動機を使いながらコンクリートを流し込みます。

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コテで水平に均します。

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工事終了です。

数日の養生期間を経て、次回は土台の設置となります。

しばらくお待ちくださいね。

さて、本日のお墓工事です。

お伺いいたしますのは豊橋の市営墓地。

洋型墓石の建立工事を行います。

そして、名古屋の市営墓地。

こちらは和型墓石の建立工事となります。

お伺いしてのお打合せは半田市、西尾市、蒲郡市へ。

墓所のご計測・観測で安城市の地域墓地へ。

午前中はご来店予約を頂いてます。

今日も熱い一日になりそうですね。

故人が喜ぶ明るく元気なご供養のため、お墓づくりに精進します。

感謝


お墓づくりを行う前に、ぜひ御一読を

『心が強くなるお墓参りのチカラ』

矢田が書いた本です。

詳しい本の御案内はこちらから
→ http://haka.yatasekizai.com/media/chikara.html
インターネットの本屋さん「アマゾン」でも販売しています。
⇒『心が強くなるお墓参りのチカラ』


お墓職人がつくる注文墓石専門店   矢田石材店

フリーダイヤル通話料無料  0120-336-772

岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
電話    0564-73-2018
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名古屋店 愛知県名古屋市名東区平和が丘2-213
電話    052―768―6620
ファックス 052―768-6647

営業時間  月~土曜日:8:00~18:00/日曜・祝日:9:00~17:00
※名古屋店は水・木曜は定休日です。

私たちの行動指針=
「自慢したくなるような【誇りあるお墓】をお施主さまと一緒につくる」

お墓づくり情報満載のホームページ→ https://yatasekizai.com/
e-mail: info@yatasekizai.com

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日です。

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