おはようございます。
矢田石材店の矢田です。
今日は火曜日でした。
CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』
10:30頃~【お墓にかようび】に出演の日。
→ https://www.yatasekizai.com/media/
お墓の話で出演している矢田にとっては、ど真ん中のお盆です。
なので、お盆についてのお話を致しました。
8月13日が盆の入り。
16日が盆明けとなります。
この4日間、お盆の時期には祖先の霊が子孫や家族の元に帰って来ます。
盆の入りには迎え火を焚き祖先の霊をお迎えします。
盆明けには送り火を焚いて送ります。
これがお盆の風習として日本各地に定着しています。
ただ、そこまで盛大にお迎えしない方も、この時期にはお墓参りに行かれます。
「ご先祖さまが家に帰って来ると、お墓には誰もいないじゃないか?」
と、そう思われる方もいらっしゃると思います。
ご先祖様、お墓は、私たちのそういった感覚を超越しています。
お迎えに行った時に、精霊として提灯の火に宿ります。
そして自宅に帰り、家族と一緒に過ごします。
それと同時に、実はお墓にもいらっしゃいます。
さらに言えば、山の上にも、草葉の影にもいるとされています。
ご先祖さまはクラウドなので、いつでも、どこでもつながります。
こちらがアクセスしようとしたときには、必ず応えて下さいます。
なので、お盆の時期でもお墓参りOKです。
ぜひお参りに行かれて下さい。
ここでお盆の起源についてお伝えします。
諸説ありますので、今回は仏教的なお話です。
その昔、お釈迦様のお弟子さんのモクレンさんというお坊様がいらっしゃいました。
その方が神通力を使い、亡くなられたお母さんを見た時に、餓鬼道で苦しんでいたそうです。
お釈迦様に相談したところ、助けてあげるには、偉いお坊様に供物を施せば、その功徳で救うことが出来ると言われたということです。
モクレンさんは偉いお坊様に供物を施し、無事にお母さんを救ったというお話。
この内容は、私たちが知っているお盆と随分違います。
そもそもこのお話がつくられたのはインドではなく中国。
盂蘭盆会経という経典からのお話です。
なので、中国儒教や道教の影響を受けています。
お母さんを助けるために偉いお坊様に供物を捧げるということは、中国儒教の「孝行」の考え方が色濃く反映されています。
目上の人、特に両親、親を大切にしなさいという意味が含まれています。
なので、せっかくこのお盆の時期にお墓参りに行かれるときは、親世代はお子さん達にしっかりと、自分の親やご先祖さまの話を伝えて下さい。
そういう方がいるから、今の自分たちが居るんだよという話をして下さい。
また、この時期は戦争、平和を意識する時期でもあります。
墓地には戦争で亡くなられた尊い方々も祭られています。
お墓に刻まれた年齢を拝見すると、自分達よりもはるかにお若い。
むしろ子供たちに近い年齢の方が多いです。
ここでも、そういう方々の尊い犠牲があって、今の平和があるということを次の世代へ伝えていって下さい。
これは、親の勤めであり、責任でもあると感じています。
うちも先週、東京で暮らして居る弟が帰ってきて、家族みんなでお墓参りに行ってきました。
弟のように、お墓から離れていると頻繁にはお参りに行けません。
ですが、我が家は違います。
お墓のあるお寺までは約10キロ程。
かつてはお盆、春秋の彼岸、正月、命日がお墓参りに行く日程でした。
しかし、今では月に一度お墓参りに行くことを心がけています。
特に子供が高校生になってからは月イチのお墓参りをほぼ義務化しています。
子供が大きくなると時間が無くなり、お墓参りに行けないと嘆く方もいらっしゃいます。
ですが、私たちはまったく逆の発想です。
忙しいからこそ、お墓参りに行けるように、親が仕向けてあげないといけません。
お墓参りは最も優れた情操教育の場。
これから日本を背負って立つ子供たちには、ぜひご先祖様を大切にし、しっかり守って頂けるように導いていかないといけません。
みなさん、是非お墓参りに行きましょう。
じゃあどうしたら、毎月子供たちをお墓参りにつれて行けるようになるのか?など、具体的方法も含め、お墓の事や、これからお墓をつくる方の疑問にお答えしています。
今週末の8月18日土曜日~26日日曜日までの9日間【墓石見学会】を開催致します。
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お役に立ちます!
今日もにぎやかな一日になりそうですね。
故人が喜ぶ明るく元気なご供養の為、お墓づくりに精進します
感謝
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お墓職人がつくる注文墓石専門店 矢田石材店
フリーダイヤル通話料無料 0120-336-772 (岡崎・西尾 共通)
岡崎本店 愛知県岡崎市大平町字南田潰28‐1
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